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情報リテラシーのススメ ― 10代のためのSNS利用ガイド

  • 執筆者の写真: newsmatchyouth
    newsmatchyouth
  • 4月4日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月7日



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毎日スマートフォンでSNSをチェックする10代の皆さん。SNSには楽しく興味深い投稿が溢れていますが、時には「本当なのか?」と疑うべき情報にも出会うことがあるでしょう。


近年の調査によれば、フェイクニュースを見抜くためのスキルが十分に身についていない現状が明らかになっています。本記事では、最新のデータと図解を用いて、中高生がすぐに実践できる情報リテラシー向上の方法を、分かりやすく解説いたします。


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1. 情報リテラシーとは何か?


意味と必要性

情報リテラシーとは、「インターネット上に存在する膨大な情報の中から、信頼に足る情報を選び出す能力」を指します。


この能力を養うことで、たとえば次のような効果が期待できます。

• デマや誤情報に騙されない

• フェイク動画などに不用意に反応しない

• 自ら正しい判断ができる


「信じる前に立ち止まり、情報を確認する力」が、現代を生き抜く上での重要な鍵となります。


2. 調査報告が示す10代の現状


・SNS利用の実態(総務省2024年調査)


年代 SNS利用率(1日1回以上)


10代 96.4%


20代 93.1%


30代 88.5%

ほとんどの10代が毎日SNSを利用していますが、一方で情報の確認に関しては以下のような実態があります。


情報確認の習慣は…?

同調査によると、

「見た情報を自分で確認してからシェアする」10代の割合は約27%に留まっています。

つまり、70%以上の若者が裏付けを取らずに情報を拡散している可能性があるのです。


3. すぐに実践できる!情報リテラシー向上のコツ


以下に、今日から実践可能な具体的な方法を紹介します。


① 公式情報と信頼できるニュースサイトを利用する

・ 厚生労働省、総務省などの政府公式サイト

・ NHK、朝日新聞、BBCなど信頼性の高いメディア

これらのウェブサイトをブックマークしておくことをお勧めします。

また、NewsDigestやYahoo!ニュースなどのニュースアプリも活用してください。


② SNS上の情報は必ず再確認する

投稿を見た瞬間に「本当なのだろうか?」と感じた場合は、

・ 他の信頼できるサイトでも同様の情報が報じられているか?

・ 投稿の日付や発信者は信頼に値するか?

必ず確認する習慣を身につけましょう。


③ 周囲の人と情報を共有し、対話を行う

家族、友人、教師と情報について議論することで、新たな視点を得ることができます。

学校で取り上げられたニュースについて、皆で意見交換をするのも有益です。

グループで話し合うことが、誤った情報の拡散を防ぐ大きなヒントとなります。


4. 賢明なSNSの利用を心がけよう


まとめ

情報リテラシーは、誰でも今から向上させることができるスキルです。

本記事で紹介した調査結果や実践例を参考に、明日からのSNS利用にぜひ取り入れてください。


次のステップ:すぐにできる行動リスト

自分がフォローしているアカウントを見直す

信頼できる情報源をブックマークする

「再確認」を習慣化する


これらの取り組みを通じて、正確な情報の選別能力を高め、健全なデジタル社会の実現に寄与していきましょう。

 
 
 

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